アートお知らせ

【実施レポート】セミナー&座談会❷もしも「絵が欲しいよ(買いたいよ)」と言われたら

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9月5日(土)ウッドワンさくらぴあにて、『セミナー&座談会❷もしも「絵が欲しいよ(買いたいよ)」と言われたら』を実施しました。

講師は、アートスペースからふる 理事長 妹尾 恵依子 先生と、弁護士の三浦 友美 先生です。

妹尾先生には、『もしも「絵が欲しいよ(買いたいよ)」「絵を使いたいよ」と言われたら』をテーマに「アートスペースからふる」の取り組みや、実際にからふるさんと通所者さんとが交わされている契約についてもお話しいただきました。

三浦先生には、アート作品にまつわる権利についてや、障がいのあるアーティストさんと作品に関する取り決めをする際であったり、作品を「買いたい」「使いたい」と言われたら、具体的にどんなところに注意していけば良いのかをお話しいただきました。

座談会では、製品化する際の作品使用の期間についてや、契約書をpdfデータで交わす際に気を付けておいた方が良い点などなど、様々な質問や疑問、そしてアドバイスが飛び交い、あっという間に終了の時間を迎えてしまいました。

*アンケートより*

・保護者、ご本人とアセスメントを行うときに、きちんと書面の交付と説明をして納得をして頂くことが大切だと感じました。
・原画の販売など、サイズの大きいものや賞をとった作品の扱いは複雑になること。 大きいものはそのままのサイズで複製原画にするのも難しいので、リサイズしてサイズダウンするのも方法論としてはあり、というお話は参考になった。 運営は柔軟な対応が必要だということが改めて分かった。
・座談会での三浦様の 「著作権侵害」とはどのようなことか?などの具体例や著作者人格権の尊重。障がいのあるアーティストさんの制作物が、誰かの権利を侵害する側になっていないか確認することが重要というお話がとても参考になった。

オンライン参加の皆様には、始まってすぐに音声が出なかったりとご迷惑をおかけいたしましたが、積極的に質問してくださり、大変ありがたかったです。

ご参加いただきました皆様、妹尾先生、三浦先生、深い学びをありがとうございました。

次回は広島大学 大学院人間社会科学研究科・教授 教育学部 副学部長 松本 仁志 先生を講師にお迎えして、セミナー&座談会+ワークショップになります。 座学+実践と楽しい時間になりそうです。詳細は下記の画像の通りです。

ご興味あるかたは、ぜひ、ご参加ください。

お申し込みはこちらから→→→https://hululu.jp/2023/07/if_artseminar_symposium_ws2023/

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