豪雨災害の影響で延期しておりましたワークショップ体験編③「オリジナル色紙で遊ぼう!」を10月4日木曜日に、社会福祉法人歓びの園 みゆき広場 様をお借りして実施しました。
講師は西本 真祐子 先生です。
28名の方にご参加いただきました。
みゆき広場さんには、昨年度の事業で西本先生と指導者派遣でうかがったこともあり、利用者さん達とお会いするのは2回目です。利用者さんたちは元気のよいあいさつで出迎えてくださいました。
このワークショップでは、たたみ染とろうけつ染の技法を体験します。
先生の説明を聞きながら、まずは染める紙を小さな三角形になるように折っていきました。
三つの角に好きな色を染み込ませていきます。
水性のインクにつけた途端、白かった和紙がみるみる色づいていきました。
好きな色を染み込ませ、新聞紙でしっかり水分を吸い取ったら、紙を広げていきます。
「どんなになってるかなー」という声が聞こえてきたり、そーっと広げる手つきや、きらきらした表情からワクワクした気持ちが伝わってきました。
溶けたロウを筆につけて、好きな模様や絵を描いていきます。絵の具と違ってロウはすぐに固まってしまうので、何度も何度も、筆をロウに浸しながら描いていきました。
絵付けが終わったら、大きな刷毛で墨を塗っていきます。
カラフルで綺麗な用紙が真っ黒になってしまいました。
真っ黒になった用紙にキッチンペーパーを当て、アイロンでロウを溶かしていきます。
キッチンペーパーにロウが染み込んだのを確認して、キッチンペーパーを剥がしていきます。
乾かすのに時間がかかったり、ロウがすぐ固まってしまったりと、小さなハプニングもありましたが、無事作品が完成しました。
たたみ染の作品を開く時、ロウ抜きを終えてキッチンペーパーを剥がす時と2回のワクワク、ドキドキを感じることができ、皆さんとても楽しそうに取り組んでおられました。
参加者の皆さん、西本先生、楽しい時間をありがとうございました。