11月10日(金)就労継続支援かなで様へ伺いました。
講師は細川 泉 先生です。
事前の打ち合わせで、夏に地域のブルーベリー畑へ清掃作業に行き、そこで、熟しすぎたり傷のあるブルーベーリーをたくさんもらって、冷凍していることを聞きました。その話の流れから、ブルーベリー染にチャレンジすることになりました。
ブルーベリーを煮詰め「熱い、熱い」と言いながら大きな布を使ってしっかりこしていくと、とても深い青紫色の染液が出来上がりました。
初めての「染」ということで、実験を兼ねて、染液を2つに分け、1つにはクエン酸を入れました。クエン酸を入れると紫色に赤みが加わり、赤紫色の染液になりました。
豆乳に浸したロープを、2種類の染液につけて撹拌しました。
白いロープが綺麗な青紫色と赤紫色に染まっていきました。色がしっかり入ったのを確認し、焙煎液につけて色が定着するのを待ちました。その後しっかり洗って干しました。
染液に入っている時は濃いめの紫色でしたが、洗うと淡い青紫、赤紫色になりました。その変化に、「うすくなったねー」「乾いたらもっとかわるんかねー」など会話が弾みました。
今回の作業は、干すところまでで終わりましたが、今後このロープを使って雑貨を作っていく予定です。
出来上がりましたら、またご報告いたします。
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