主催のプログラム

演劇クラブ④活動報告 10/20

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4回目の開催となった演劇クラブでは5人のメンバーが参加してくれました。講師は坂田光平さんです。この報告はアシスタントの山田めいが書いています。

「おきらく劇場ピロシマ演劇クラブ」は、家と職場、家と学校、の間にもう一つ、自分を表現したり、共に表現することのできる場所になることを目指しています。表現する、ということは必ずしも作品をつくることだけではなく、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを受け取ったり、同じ空間を共にする中で生まれてくるものでもあります。今日は一体どんな表現が生まれるのか、私も毎回ワクワクしながらアシスタントをしています。

まずはストレッチから、身体をお互いに揉み合います。身体の温かさや、柔らかさ、背骨はどこ?大きな背中に小さな背中…自分以外の身体に触れることで、私たちは一人ひとり違う身体を持っていて、全く同じ身体を持つ人はいないということを気づかされます。

今日のテーマは、「自分の気持ちを表現する、相手の気持ちを受け取る」ということです。セリフは「え」の一言だけです。プレゼントを受け取った時の「え」を聞いて、その人がどんな気持ちだったのかを想像します。

「うれしい」「びっくり」「怒って」「かなしい」の4つのカードの中から表現された気持ちは一体なんだろう?とみんな真剣に相手の顔や声に集中しています。中には、「うれしい」や「びっくり」、「怒って」に意見がぱっくり割れる「え!」もありました。

人の「気持ち」は不思議です。本当は嬉しくても不機嫌そうに返事をしてしまうこともあるし、会社にいれば悲しくても泣くのを我慢することもあるでしょうし、ビックリするような出来事に言葉より先に思わず笑ってしまうこともあるでしょう。

この「気持ちのゲーム」を通して、参加者は自分の中にある気持ちを発見したり、相手の中にある気持ちを受け取ろうとしたりして、気持ちの不思議や面白さを体感します。

最後は、チームに分かれて短い台本を使って発表をします。台本のセリフの下には、どんな気持ちでそのセリフを話すのか選べるようになっています。

同じセリフが書かれた脚本ですが、話している人の気持ちが変わると、全く違う印象の作品です。今回の会場の中では様々な「え!」が生まれ、そして笑いの絶えない時間となりました。

次回の開催は10月27日(日)14時~16時、場所は広島市中央公民館 大集会室2です。見学や参加は随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

TEL(070)5671-8668 (9:00-18:00水・日・祝休み)
MAIL 5656okiraku@gmail.com

(報告 山田めい)

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