アートワークショップ

ワークショップ スキルアップ編① 「ダンボール工作」実施レポート

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10月22日、日曜日に広島市心身障害者福祉センターにて、ワークショップ スキルアップ編①「ダンボール工作」を実施いたしました。
講師はアトリエぱお造形教育研究所代表の加藤宇章先生です。
12名の方が参加されました。

制作に入る前にスライドを見ながら、ダンボールを使った作品数点を紹介していただきました。

ダンボールを素材にして平面作品、立体作品など、色々な表現があることを知り、ダンボールを使った作品のイメージがふくらんだところでいよいよ制作です。
準備してある様々な素材を前にし「思い浮かぶものを作ってみましょう」と始まりましたが、いざ始まると何を作っていいのか・・・。
取り掛かる前に少々考える時間を要してしまいました。

開始からおよそ10分。皆さん作るものがほぼ決まり、急に動きはじめます。そこからは、大変静かな時間が流れていきました。

ひたすら丸を切っている方、細く切る方、筒を何本も作る方など一人一人作業内容が異なり、ダンボールが色々な形に変化していきました。

お話を聞いていくと「利用者さんにできることは何かな」と考えながら作業をされる方、事業所で廃棄されるたくさんの素材で何かできないかとダンボールと組み合わせて作品を作られる方など、それぞれの目的を持ってワークショップにご参加いただいていることを知ることができました。また、熱心に取り組まれている様子に、日々誠実にお仕事をされておられるんだなと感じることができました。

開始から2時間と少し過ぎたところで、ワークショップが終了しました。
そこからは、創作についての悩みを先生や参加者からアドバイスをもらったり、制作した作品を発表していただきながら、振り返りを行いました。

どの作品も大変個性的で、同じ素材で多様な表現になることを学びました。
参加者の皆さん、加藤先生、学び多い時間をありがとうございました。

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