主催のプログラム

重度・重複障害児の造形活動ーQOLを高める指導理論ー

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広島大学教育学部 の池田吏志 先生から書籍のご案内が届きました。

重度・重複障害児の造形活動ーQOLを高める指導理論ー

■造形活動を通してQOLを高めるには…
本書は、著者が研究協力機関(特別支援学校)で実際に造形活動の授業を行い、どのような教材を使い、どのような授業を行えば重度・重複障害児のQOL(Quality of Life)を高められるか、調査・研究を行った結果である。
児童生徒から発せられる様々なサインを読み取り、教材や環境に工夫を加える。そこで目指されたのは、「意欲の向上」と「最大限の能力発揮」が可能となる指導理論の生成である。造形活動だけではなく、きっと様々な授業づくりのヒントになるはず。

目次
まえがき
序文
第1部 先行研究の検討と研究目的
第1章 文献レビュー
第1節 美術科教育と特別支援教育の複合領域に関する研究の文献レビュー
第2節 国内における重度・重複障害児の造形活動に関する研究の文献レビュー
第1項 文献収集の方法
第2項 レビュー
第3項 考察
第3節 海外における重度・重複障害児の造形活動に関する研究の文献レビュー
第1項 文献収集の方法
第2項 レビュー
第3項 考察
第4節 特別支援教育分野における重度・重複障害児を対象とした関わりに関する研究の文献レビュー
第1項 文献収集の方法
第2項 レビュー
第3項 考察
第5節 重度・重複障害児のQOLに関する研究の文献レビュー
第1項 文献収集の方法
第2項 レビュー
第3項 考察
第2章 本研究の目的
第1節 問題の所在と研究目的
第1項 問題の所在
第2項 本研究の目的
第3項 QOL向上を目指す理由
第2節 用語の定義
第1項 重度・重複障害児の定義
第2項 造形活動、及び作品の定義
第3項 関わりの定義
第4項 QOLの定義
第2部 重度・重複障害児を対象とした造形活動の理論的構造
第3章 理論的枠組みとリサーチ・クエスチョン
第1節 理論的枠組み
第2節 リサーチ・クエスチョン
第4章 研究デザイン
第1節 第2部で用いる研究方法
第1項 研究方法の検討
第2節 データ収集の方法
第1項 研究者の背景
第2項 研究対象校
第3項 データ収集の方法
第3節 データ分析の方法
第4節 妥当性と信頼性
第5節 研究倫理
第5章 結果と考察
第1節 造形活動における児童生徒と教員との関わり
第1項 分析結果
第2項 考察
1.カテゴリー1「教材教具を介した支援」
2.カテゴリー2「コミュニケーション」
3.カテゴリー3「社会心理的環境づくり」
第2節 造形活動における学習指導
第1項 分析結果
第2項 考察
1.カテゴリー4「実態把握」
2.カテゴリー5「題材開発」
3.カテゴリー6「評価」
第3節 造形活動でのティーム・ティーチングにおける教員間の関わり
第1項 用語の整理
第2項 分析結果
第3項 考察
1.カテゴリー7「副担当教員の役割」
2.カテゴリー8「主担当教員の役割」
3.カテゴリー9「教員集団の役割」
第4節 第2部の成果
第3部 重度・重複障害児のQOLを高める造形活動の指導理論
第6章 重度・重複障害児のQOLを高める造形活動の指導理論
第1節 重度・重複障害児を対象としたQOL評価の課題
第2節 第3部で用いるQOL評価の方法
第1項 QOL評価の観点
第2項 QOL評価のルーブリック
第3項 QOL評価の手順
第7章 第1期アクション・リサーチ
第1節 目的
第2節 仮説
第3節 実践方法
第4節 データ収集の方法
第5節 分析方法
第6節 結果
第7節 仮説検証
第8節 考察
第9節 成果と課題
第1項 成果
第2項 課題
第8章 第2期アクションリサーチ
第1節 目的
第2節 仮説
第3節 実践方法
第4節 データ収集の方法
第5節 分析方法
第1項 仮説検証の方法
第2項 授業改善モデル、授業改善フローチャート、授業改善チェックリスト作成の方法
第6節 結果
第7節 仮説検証
第8節 授業改善モデル、授業改善フローチャート、授業改善チェックリスト作成
第1項 質的分析の結果
第2項 授業改善の観点と理論的構造
第3項 授業改善モデル、授業改善フローチャート、授業改善チェックリスト
第9節 成果と課題
第1項 成果
第2項 課題
第9章 第3期アクションリサーチ
第1節 目的
第2節 仮説
第3節 実践方法
第4節 データ収集の方法
第5節 分析方法
第6節 結果
第7節 仮説検証
第8節 成果と課題
第1項 成果
第2項 課題
第10章 総合考察
第1節 重度・重複障害児のQOLを高める造形活動の指導理論
第2節 本研究の成果
第3節 今後に向けた示唆
第4節 本研究の限界と今後の課題
註、及び参考・引用文献
図版出典
初出一覧
謝辞
索引

詳しくはこちら→→→
http://www.kyoikushinsha.co.jp/book/0451/index.html/>

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