「ふるさと、奄美に帰る」実行委員会さまより、展覧会のお知らせが届きました。
国立療養所菊池恵楓園金陽会作品展
「ふるさと、奄美に帰る」-それは刻み込まれた記憶-
全国に13ヶ所ある国立療養所の中でも一番大きな療養所が菊池恵楓園です。そこには1953年にひとりの看護師の呼びかけで始まった、絵画クラブ金陽会があります。独学で描かれた絵画は実に850点を超えます。それらの中には、家族に迷惑をかけまいと、遠く離れた療養所に入所し、帰ることが叶わない故郷や家族を想って描かれた作品が少なくありません。
金陽会のメンバーには、奄美大島ご出身の大山清長さんと奥井喜美直さんがいらっしゃいました。「ただいま」と言えないまま、菊池恵楓園で亡くなりました。そのお二人が残された、故郷を想って描かれた絵を、せめて絵だけでも里帰りしてもらいたいと、「ふるさと、奄美に帰る」と題して本展覧会を企画しました。
合わせて、菊池恵楓園で共に絵を描いていた仲間である金陽会のメンバーが描く故郷の絵も、同時にご紹介させていただきます。
○3月10日(土)〜31日(土)9:00〜18:00 奄美文化センター
○4月3日(火)〜10日(火)9:00〜17:00 国立療養所奄美和光園
○4月20日(金)〜5月13日(日)9:00〜18:00(最終入場は17:30) 田中一村記念美術館
国立療養所菊池恵楓園金陽会についてはこちら→→→http://human-rights-fk.com/about.html/>