主催のプログラム

「広場を作ろう」発表会 開催

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2017年2月25日
「広場を作ろう」発表会 開催

2017年2月25日(土)に「広場を作ろう」発表会が合人社ひと・まちプラザ 6階マルチメディアスタジオにて行われました。これは、昨年12月3日に宮崎県にある劇団こふく劇場の劇作家・演出家 永山智行氏のご指導のもと開催した「障がいのある人のアート活動を支援する人たちのためのスキルアップセミナー&ワークショップ第4回」演劇ワークショップでの素敵な出会いをワークショップだけで終わらせることはもったいないという思いから、発表会の開催に至ったものです。

発表会までに2回の合同練習と日々の自主練習を重ね、発表会が近づくにつれ、役者の緊張感が高まっていきました。
当日練習では宮崎からこの日のためにお越しくださった永山さんも見守る中、全員でウォーミングアップと読み合わせを行い、最後の練習と微調整を行いました。

 

 
本番の会場に移動すると、更に実感が湧いてか、「緊張してきた。どうしよう・・・」「ドキドキする〜」と声を漏らす役者たち。

さあいよいよ本番です。
まずは1作目「夢の国」
とある雪の日、ピクニックに行くはずだった高校生達は待合所でちょっと怪しいスーツの男達に出会います。その後起こる奇妙な出来事の数々・・・駅の待合所で起こるちょっと不思議な物語です。物語が終わってからも話の続きを想像させられる内容でした。

 

 

続いて2作目「長生きの水」
神社に「長生きの井戸」という名の井戸がある。その井戸の水を飲むと300歳まで生きられるという噂から、その水を求めてやってきた観光客と、地元の人達が集まる古びた駅の待合所。長生きする噂は本当なのか・・・個性的な役者同士の掛け合いがクスッと笑える物語でした。

 

 

 

どちらの作品も、ほどよい緊張感と絶妙な間、思いがけないアドリブと個性あふれる役者の演技で観客席から笑い声が聞こえていました。何よりも、役者の皆さんが楽しそうに演じられていることが、見ているこちらまで楽しい気持ちにさせてくれました。

最後に永山さんと役者兼、脚本家さん、NPO法人ひゅーるぽん代表川口によるトークを行いました。練習の裏話なども話され、楽しい時間はあっと言うまに過ぎていきました。

みんなで一生懸命練習して、演じきった達成感は忘れられない思い出になっただけでなく、自己表現の幅を広げたり、新たな可能性に繋がっていくように思いました。

参加された役者の皆さん、何度も協力して下さった無色透明の岩崎さんはじめ、スタッフのみなさん、劇団こふく劇場の永山さん、そしてご来場くださったお客様、皆様のご協力により無事発表会を終えることができました。ありがとうございました。

 

 

 

 

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