主催のプログラム

「みつけよう♪わたしの色 わたしの動き②」実施報告

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2020年1月31日(金)13:00から、府中市生涯学習センター多目的ホールにて、ダンス&美術表現ワークショップ「みつけよう♪ わたしの色 わたしの動き②」を実施しました。

ダンス講師はボディ・マインド・ヘルスセンター代表の荒川 香代子 先生、美術講師はアトリエラッカプラネットの西本 真祐子 先生です。

29名が参加されました。

まずはみんなで向き合って座り、今日やることを簡単に確認しました。

確認を終えると早速、1回目の創作タイムです。

丸もしくは四角の色紙を大小1枚づつ選び、正方形の台紙に、貼りつけていきました。

形も色もシンプルなのに、出来上がった作品を並べてみるとみんなそれぞれ違います。自分の作品を見つめて、みんなの作品を確認しあったら、ダンスタイムです。

始めは座った状態でリズムに合わせて体を動かしていきます。

手をあげたり、参加者の動きを取り入れ、かかとを前に出したり、足を浮かしたりしながらゆっくり体をほぐしていきました。

体がほぐれてくると歩きたくなる人が出てきました。立ち上がって、リズムに合わせて歩き、ゆっくり体を動かします。

音楽のリズムに合わせて、手を横に揺らしたり、手を突き出したり、
普段の動きがダンスになっていくことを体験しました。
社交ダンス風な音楽が流れてくると自然と先生の手をとって踊り始める方も

音楽に合わせてゆっくりと、体を動かしていただけなのに、気づけばあっという間に20分が経過していました。少し雰囲気を変えて、楽器の登場です。

太鼓の音に合わせてみんなで動いていきます。太鼓を叩く人も順番で変わります。

歩くペースを太鼓の音に合わせ、手をヒラヒラと動かしたり、
合いの手をいれたりと、それぞれが笑顔で動いておられました。

程よく疲れを感じたところで2回目の創作タイムです。

好きな色の毛糸を選んで、ポンポンを作ります。

板に100回から120回くらい、ぐるぐると毛糸を巻きつけていきます。

毛糸がもつれないように協力して作ります。
100まで数えることも、一緒にすれば楽しくできました。

毛糸が細くて予定よりたくさん巻きつけなければいけなかったり、巻きつけすぎて板が抜けなくなったり、ハサミで毛糸を切ることに苦戦したりと、小さなハプニングはありましたが、支援者さんのサポートもあり、様々な色、形のポンポンが出来上がりました。

ポンポンを麻の卵に入れて、2本のタワーに飾っていきます。

みんなのシンボルツリーが出来上がりました。

しばらく、みんなでシンボルツリーを眺めます。自分の卵がどこにあるか教えてくれたり、
なぜこの色の毛糸を選んだのかなどを語り合いました。

最後にシンボルツリーを真ん中に置き、振り返りを行いました。

自分の作った卵をイメージして、見えない卵を隣の人に渡していきます。

落とさないように、渡し、受け取ります。
見えない卵をみんな大切そうに抱え送っていました。

続いて、最初に作った正方形の作品を披露していきました。「私の作品素敵でしょ」と作品を自慢していくイメージで、みんなにアピールしながら歩きます。

皆さん、素敵な笑顔です。自信を持って作品を披露しました。

始めの創作タイムとダンスではそれぞれのペースで取り組みながら、他者との違いを知ったり、違うことの面白さを感じました。時間が経過するにつれ、いつしか一体感が生まれて、心地よい空間をみんなで共有することができていることに気づかされました。

ダンスや作品作りなど、色々な表現方法を取り入れることで、活動の中で「楽しい」「面白い」「なんかいい」など気持ちを動かすチャンスが増えていくこと、そこから、表現したいという気持ちに繋がっていくことを体験することができました。

参加者の皆様、荒川先生、西本先生、素敵な時間をありがとうございました。

【アンケートより】

  • 太鼓一つでダンスが盛り上がることを知りました。
  • ゆったりとした気持ちになりました。
  • ダンス、工作を入れながら取り組むことで、利用者の方の集中力が保たれていたと思います。


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