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【専門家派遣レポート】NOIE ONOMICHI 様

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7月14日(月)、尾道市向島にあるNOIE ONOMICHIさんより「日中活動の中で創作活動を体験したい」とのご依頼を受け、穂波正豊先生と一緒に訪問いたしました。

当日に向けて、事前に先生と施設を訪問し、創作活動を行う場の環境や利用者さんのご様子を確認させていただきました。そのうえで、創作内容や必要な道具を検討し、準備を整えて当日を迎えました。

今回挑戦したのは「スチレン版画」です。
先生から創作の工程についての説明を受けた後、参加者の皆さんは油性マジックを使って、スチレンボードに自由に絵を描き始めました。

前もって描きたいものを準備していた方、何を描こうか迷う方、スチレン版画よりも道具が入っていた段ボール箱に興味津々の方など、反応はさまざまでした。

「何が好き?」「花は5つくらい描いてほしいな〜」といった先生の声かけに応えるうちに、参加者の表情や手の動きが少しずつ変化し、それぞれの作品がゆっくりと形になっていきました。気づけば、2時間の創作の時間はあっという間に過ぎていました。

今回が初めての取り組みということもあり、創作活動への参加が難しかった方もいらっしゃいましたが、こうした創作の場が日々の生活に少しずつ馴染んでいくことで、不安なく自然に参加できる日が訪れるのではないかと感じています。

NOIE ONOMICHIの皆様、穂波先生、楽しい時間をありがとうございました。

広島県アートサポートセンターでは、広島県にある障害者福祉施設・事業所、団体を対象に美術表現や舞台表現に関する専門家派遣を行なっています。専門家派遣にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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