セミナー

障害のある方のアートに関する権利セミナー  「大切なアートのお話」

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2月17日(日)合人社ウェンディひと・まちプラザにて、障がいのある方のアートに関する権利セミナー「大切なアートのお話」を実施しました。
午前の部15名、午後の部11名が参加されました。

<午前の部>
レクチャー1では知的な障がいのある人たちからの問いかけ~私たちは表現している~と題して、社会福祉法人ひとは福祉会理事長 寺尾文尚 先生にレクチャーいただきました。
 社会に大きく取り上げられた事件や寺尾先生の友人から言葉などを通して、サポートを必要としてしている人たちとどのように関係を築いていくのかを深く考えることができたのと同時に、「なぜだろう」「これでいいのだろうか」と自分に問いかけていく姿勢が大切であることを学びました。

レクチャー2では「アートにまつわる権利と契約」と題して、弁護士の三浦友美 先生にレクチャーいただきました。
 アート作品に関わる法律や、アートサポーターとして配慮しておく必要があるポイントについて学びました。「アーティストの気持ちを聞きながら、他者の権利やアーティスト本人の権利を侵害していないかを確認すること。契約内容をきちんと理解し話し合うこと。」がトラブルを防ぐポイントであると知ることができました。

グループワークは内容をワークショップに変更して開催しました。レクチャーに対する質問にお答えしたり、本人の意思決定支援について、参加者からどのように判断し対応しているかを聞き語り合いました。

<午後の部>
レクチャー3では「アート作品が出来上がった後のお話 利用・保管・廃棄について」と題して、知的財産研究家 加藤直規 先生にレクチャーいただきました。
他の団体や企業からア作品の利用について問い合わせがあった場合や、施設・事業所で作品を使った自主製品をつくる場合に確認しておきたいことについて学び、作品の保管や廃棄に関する考え方について教えていただきました。

座談会では、参加者のみなさんから事前に頂いた創作活動に関する質問や契約に関する疑問などについて話し合いました。共通する現場での悩みに対し、活発に意見交換をすることができました。

今回のセミナーでは障がいのある方のこと、アート作品の権利についてしっかり学ぶことができました。
参加者の話を聞きながら、近年、障がいのある方のアートが社会的に注目され、社会から要求されるスピードに対して、創作現場が追いつけないまま進んでいる実情があることがわかりました。
アートサポートセンターとしての役割を再認識したとともに、現場を支えるみなさんとともに考え、高まっていきたいと深く思いました。

〜アンケートより〜(一部を抜粋)
・有意義な研修会を企画いただき、ありがとうございました。大変内容の深いセッションで、もっとたくさんの関係者の方々のご参加があれば良いのにと少し残念に思いました。
・権利と契約についてきちんと知識を身につけないといけないと改めて思いました。いろいろな方の意見が聞けたので、現場で活かそうと思います。
・当法人でも、作家が認められることで困ったことがあったので参加しました。今後ともこうした機会があれば、自分だけでなくスタッフにも参加を促していきたいと思います。

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