主催のプログラム

大崎上島町生活サポートセンターⅠ(あい)らんど 様 指導者派遣レポート

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2月24日(日)社会福祉法人 大崎福祉会大崎上島町生活サポートセンターⅠ(あい)らんど 様の依頼で指導者派遣を行いました。

(講  師)穂波 正豊 先生

(派遣目的)・新しい表現の体験

      ・継続した創作活動の場づくり

(活動内容)・2種類の版画を楽しもう!!

7名の利用者さんと3名のスタッフさん、島内在住で障がいのある方のアート活動に関心を持たれている方3名、計13名が参加されました。

画材は、主に100円ショップやホームセンターなど身近なところで手に入るものを使用しました。

講師の穂波先生の元教え子が数名おられたこともあり、和やかな雰囲気でスタートしました。

1枚目 スチレンボード版画

黒のスチレンボードに油性マジックや鉛筆・竹串を使って思い思いに線や絵を描きながら彫っていきました。油性マジックで線を引くだけで、スチレンボードにくぼみができ、そんなに力を入れなくても版が出来上がっていきました。

アクリル絵の具や水性絵の具を使って刷っていきます。版画用の絵の具に比べ乾きが早いので、手早くローラーで色を伸ばし、馬連を使って刷り上げていきます。

あらかじめ、スチレンボードと刷り紙を固定していたので、色を加えたいところに再度、絵の具をのせて刷っても、ズレることなく仕上げる事ができました。

2枚目 スタンプ版画

○△□に切ったスチレンボードを数枚選び、台紙に貼り付けてます。貼り付けたスチレンボードにマジック、鉛筆、竹串で絵を彫ります。一つ一つ色をつけながら、刷り紙に刷り取っていきます。背景にも色をのせるとカラフルな作品が出来上がりました。

終始、笑い声が聞こえる、リラックスした雰囲気の中で、作品作りをする事ができました。

スタッフさんから「これまで制作をする事に夢中になって、利用者さんが笑顔で取り組む姿をあまり見る事がなかったな。」と話されているのを聞き、楽しみながら取り組み、対話をしながら気持ちを引き出すことの大切さを感じていただけたのかなと思います。

これを、きっかけに、利用者さんやスタッフさん、協力者の方にとって楽しみな時間が増えていくといいなと思いました。

Iランドの皆様、穂波先生、貴重な時間をありがとうございました。

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