活動報告

【第4回】障がいのある人のアート活動を支援する人たちのためのスキルアップセミナー&ワークショップ開催

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障がいのある人のアート活動を支援する人たちのための
スキルアップセミナー&ワークショップ第4回開催
【舞台表現 講演&ワークショップ】

12月3日(土)に、「障害のある人のアート活動を支援する人たちのためのスキルアップセミナー&ワークショップ」第4回舞台表現 講演&ワークショップを東区民文化センターにて開催いたしました。
講演者として、宮崎にある「こふく劇場」代表であり、劇作家、演出家の永山智行氏、進行、演劇ワークショップ協力として、広島の「舞台芸術制作室 無色透明」代表岩崎きえ氏はじめ、スタッフの皆様をお迎えしました。

講演では、永山さんが2001年から交流を続けてきた宮崎市内の福祉作業所アートステーションどんこやと共同ではじめた、障がい者も参加する舞台芸術プロジェクト「みやざき◎まあるい劇場」について映像を交えながらお話しいただきました。

永山さんは舞台を見た人に「障がいのある方が頑張ってたね」と言わせない良い芝居作りを心がけ、制作されています。障がいの有無に関わらず、皆誰しもが不条理をかかえて生きており、それは自分ではどうする事も出来ない部分であったりもします。しかし、それが舞台ではプラスに変化するということ。違う物語(人生)を持っている人と出会うことで、自分が社会でどう生きているかを感じることができ、対話を深めていくことで他者から承認されることに繋がるという事など、永山さんがこれまで演劇を通して感じて来られたことをお話くださいました。

ワークショップ前半では、簡単なゲームと演劇の手法を使い、参加者同士の交流を行いました。
永山さんの掛け声に合わせて、参加者全員で大きな1つの丸を作ったり、誕生日順や名前順に並んだりしました。声を掛け合いながらでないとうまく進まないゲームに、みなさん夢中で取り組んでおられ、ゲームが進むうちに緊張感も和らいでいました。

その後、7人のグループになり、谷川俊太郎「わたし」という詩の中に登場する人物や動物などになったつもりで声のトーンや早さを意識しながら音読をしたり、「コンビニ」という短い脚本をグループで練習し発表しました。

ワークショップ後半では、無色透明のスタッフの皆さんがこの日のために書き下ろしてくださった、テーマ「待合所」に関連した「水源地」「雪」「秋夜」「はな」の4つの脚本を各グループで1つ選び、演じる練習をし、発表しました。
発表された作品は、どのグループも個性に溢れており、中には時折アドリブを入れつつ演じておられ、見ている人達からは思わず笑い声も。
初対面にもかかわらずここまで打ちとけられるのは、ひとりひとりに役があり、その作品を完成させるために全員が同じ目標を持って臨めるからだと感じ、それが演劇ならではの楽しさなのだと実感しました。
役を演じる上では障がいの有無は関係なく、役の1人としてその人がいなければ作品が成立しないこと、1人の人として必要とされることは、やりがいや楽しさにつながるという事を学ぶことができました。

各グループ休憩時間の間も続けて練習を重ねておられる方が多く、皆さんの作品を作るという真剣な想いを感じることができました。

ご参加いただいた皆様、遠方より来ていただいた永山様、脚本制作、進行の協力をしていただいた無色透明の皆様、ありがとうございました。

■お知らせ
今回の素敵な出会いを、今後の活動にも繋げていきたいという思いから、2月25日(土)に、今回のワークショップの成果を発表する場を計画しております。
詳細が決まりましたら、またお知らせ致します。
みなさま、お楽しみに!!

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