主催のプログラム

スキルアップセミナー&ワークショップ2017 ワークショップ5

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1月20日土曜日に「スキルアップセミナー&ワークショップ2017 ワークショップ5 版画で絵を楽しもう!!」を廿日市市総合福祉センター(あいプラザ)で開催しました。
講師は山先 方江 先生です。
12名の方がご参加くださいました。
色々ある版画表現から、今回は2つの手法を教えていただきました。

1枚目、スチレンボードを使った版画。
魚、お肉を買った時に入っているトレーのような素材の板に、鉛筆やボールペンの先や、彫刻刀などを使い掘り進めていきます。柔らかい素材なので、筆圧が弱い方でも凹をつける道具を工夫することで、版を作っていくことができるなと思いました。
参加者の方も初めてスチレンボードを使って版画をすると言われ、丁寧に作業を進められていました。

細い線も綺麗にうつすことができ、繊細な作品が出来上がりました。

2枚目、紙版画。
版となる用紙に、紙を切ったり、ちぎったりしながら思い思いの形を作っていきます。使い慣れている素材だからか、スチレンボードの版画の時よりも、皆さんの手つきには勢いがあり、活気ある創作現場となっていました。

画面からはみ出すくらい表現されている作品が多数見られました。

創作後、「版画表現から見えてくる世界について」と題して、濱田 俊彦 先生にワークショップの振り返りをしていただきました。

「下絵描き」「版づくり」「刷り」の各作業を体験し、版画についてのお話を聞くことで、版画表現の繊細さや思ってもいなかった発見、発見から見えてくる面白さを感じ、版画表現の奥深さを知ることができました。

(アンケートより)
・とても楽しく集中した1時間半でした。様々な方がいらっしゃったので、この表現を使ってみようと思えるものがたくさんありました。
・先生の人間の動きを関節ごとのパーツにしてやる方法は参考になりました。
・少し工夫するだけで、ぐっと作品が変わるんだなと思いました。
・作品例の中から気づきを与えるようなお話があっても良かったかなと思いました。

参加者の皆さん、山先先生、濵田先生、ありがとうございました。

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